暮らし感じる変えていこ~日常に潜むトラブルを防ごう~
どうも、防犯防災アドバイザーをやっております、サカーナ・カルキンです。
防犯防災アドバイザーなんて資格存在しないので、名乗ったもん勝ちということで勝手に名乗ります。
皆さんは普段、防犯や防災についてどのくらい意識していますか?
・家に鍵をかける
・窓を開けたまま外出しない
・常にポテチ(のりしお)を備えておく
素人の皆さんには、せいぜいこの程度でしょう。まあ仕方ありません。
防犯のプロであるセコ●ムやアルソ●ックに頼めば、不審者や不審火で駆けつけてくれますが、その分毎月お金がかかります。
そこで本日は、映画ホームアローンを見て育った上級アドバイザーである私、サカーナ・カルキンが、初期費用だけで済むお手軽防犯・防災用品に加え、日常で起こる面倒なトラブルに巻き込まれないための商品を紹介し、皆様に安心快適な暮らしをご提案していきます。
【泥棒が嫌がる家にしよう】
『窓の防犯アラーム』
コスパ最強!24時間365日休まず作動!
ELPA 薄型ウインドウアラーム 衝撃検知
泥棒対策の基本は「この家、入るのめんどくせーな」と思わせることです。
つまり、水際で対策してる感さえ出していれば、泥棒はわざわざリスクを負って入るより他の家に行くというわけです。
各都道府県が配信している不審者情報メールを見ていると
住居侵入・空き巣事件の殆どが『無施錠の窓から侵入』『窓を割って侵入』と書かれています。大多数の泥棒は鍵のピッキングではなく、窓から侵入してくるのです。
そこで役に立つのが窓の防犯アラーム!
上記商品は、ガラスを手でガンガン叩いても鳴りませんが、金属のような硬いものでガラスをコツンと軽く叩くと爆音が鳴り響きます。その上、裏面に警告文が書かれているので脅しにもなります。一度設置すれば、あとは年一回の電池交換でOK。
窓の防犯アラームにはガラスが割れた衝撃にのみ反応する衝撃感知タイプとガラスが割れた衝撃に加え、窓の開閉にも反応するタイプがあります。
後者は自分が窓を開けるときも、いちいちスイッチをオフにする必要があるので、頻繁に開閉する窓には前者、滅多に開けない窓は後者、と使い分けると良いでしょう。
『 屋外センサーライト』
泥棒を華麗にライトアップ♪
夜間、住宅街を歩いていると、民家に設置された屋外センサーライトが、道路を歩く人に反応してピカァピカピカァッチュウと光ることがあります。泥棒は自分が照らされることを嫌うので、防犯に役立ちますし、それ自体はとても良い事です。しかし、大切なことが抜けている場合があります。それはライトの向きです。
屋外ライトを設置する場合、大切なことは外から内を照らすことです。というのも、家の敷地内から道路に向けて照らした場合、泥棒への威嚇にはなりますが、泥棒が一旦敷地内に侵入してしまうと、今度は逆に外を照らす光のせいで、敷地内に侵入した泥棒が余計に見えなくなってしまいます。
対向にいる自動車のライトが眩しくて、その後方が見えないアレです。ガクトの十年後が眩しすぎて見えないのと同じ現象です。それぞれの住宅の事情によって必ず当てはまるわけではありませんが、屋外センサーライトを設置する際は一度「この照らし方で効果的かな?」と泥棒の気持ちになって考えてみましょう。
【災害対策で日常に安心を】
『火災報知器』
ハートに火をつけて
ホーチキ 無線連動方式 住宅用 火災警報器 (煙式)
2011年6月1日以降、全ての家庭に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。なので、それ以降に家を新築した場合であれば最初から設置されていますし、賃貸物件に住んでいる場合であれば、おそらく大家が天井もしくは天井付近の壁に設置しているはずですので確認しましょう。
2011年6月以前に建てられた家の場合、自分で取り付けなければなりません。火災報知器があるだけで火事の際、気付くまでの時間が短くなるので必ず設置してください。実家や、田舎のじーちゃんばーちゃん、親戚の家など古い家の場合には無いことが多いので、その時は買って設置してあげるといいかもしれません。
戸建住宅だと、火災発生時、報知器が鳴っても他の部屋にいると気がつかないことがあるので、一か所で火災を検知すれば家中の報知器が鳴る「無線連動式」を購入するようにしましょう。
『消火器』
だーすけが 教えてくれた 火の怖さ
消火器の重要性に関してどれだけ論理的な言葉を並べても、この有名な動画一本に勝てないと断言できます。4分30秒辺りから再生してもらえれば「アマゾンで消火器ポチらなきゃ!」となるはずです。
消火器を使うときは、炎全体に振りかけるのではなく、火の根元に噴射しましょう。
『高輝度蓄光テープ』
暗闇で道しるべになってくれる優しい存在
蓄光テープってなんだろう?って人も多いはず。説明しよう!蓄光テープとは、太陽光や蛍光灯の明かりを蓄え、暗くなったときに光ってくれる商品である。男子小学生は修学旅行のお土産に、竜が巻きついた短剣と暗闇で光る骸骨のキーホルダーを必ず買いますよね?それが高性能かつテープ状になったものです。
この商品の優れた点は、災害等で停電になった時はもちろん、扇風機やストーブの角(熱くならない場所)、蛍光灯のスイッチ、暗闇で障害になりそうな物に貼り付けておくだけで、夜間トイレに行くときなど、普段から役に立ってくれるところです。
購入の際気をつける事は、安物の蓄光テープだと20分程度でほぼ光を放たなくなるので、きちんとJIS規格で8時間以上光り続けると証明している商品を買うようにしましょう。
ただ、太陽や蛍光灯の光が全く入らない場所では、流石に蓄光出来ないので、その場合は電池式のセンサーライト、もしくは停電時自動点灯してくれるライトを買っておけばいざという時も安心です。
『トイレットペーパーは一月分』
お茶とちびまるこだけじゃない!
自分の住んでいる地域は滅多に災害が起きないから備蓄は必要ないぜ!
そんな考えの人は、う●ちをおしりにつけたまま半泣きで学校や会社に行くことになります。くさい。
経済産業省の資料によると、日本国内のトイレットペーパーのうち約4割が静岡県で生産されているそうです。*1つまり、自分の地域で災害が起きなくても、東海地震等で静岡が被災した場合、東日本大震災のとき被災地で起きたトイレットペーパー不足が全国で起きることになる可能性があるわけです。
使用期限なんて無いわけですし、平時に買いだめしといて損はないです。
【犯罪被害対策】
『玄関用防犯ミラー』
蚊と暴漢は家主と一緒に入ってくるんやで
防犯・プライバシーミラー
あなたは自宅に到着して玄関の鍵を開ける時、周囲に人がいないか確認していますか?もしあなたが一人暮らしをしている女性であれば、マンションに着く前や、家のドアを開ける前、必ず後ろを振り返ることをオススメします。
家に入る瞬間が暴漢や強盗に狙われやすいということは知っておいて損は無いです。後ろを振り返りつつ鍵を開ける時も、防犯ミラーで確認すれば上出来!
小さい鏡ですが凸面になっているため広範囲を確認できます。
『防犯ブザー』
小さくても、大きな存在
タニタ(TANITA) 3Dセンサー搭載歩数計 [防犯ブザー付き]
今や小学生の必須アイテム。いざというとき引っ張るだけで、耳が痛くなるほど大音量であなたの代わりに周囲に危険を知らせてくれます。
私はもう子供じゃないから必要ないもん!俺は男だからいらねーぜ!…とか思ってませんか?
これだから素人はっ!!!めっ!!!
大人だって一つ持っていれば、防犯はもちろん、災害で建物に閉じ込められたときや、登山で遭難したときなど、思わぬところで役に立つかもしれませんよ。
動画内の、無印の防犯ブザーなんかはお洒落な感じします。 まだ持っていない方、大切な人を犯罪被害から守りたい方は是非一度検討してみてください。
『エスカレーターは斜め乗り』
男子の視線!スカート注意!人生の基本でしょう!?
これは誰かが提唱している乗り方ではなく、私が田舎の女子高生と入れ替わっていた頃に考えた「じぶんでかんがえたさいきょうののりかた」というやつです。
警察密着24時なんかを見ていると、駅のエスカレーター付近で女性の後ろを歩く不審者を私服警官がマークして「やるぞ…はい入れた!確保して!」みたいなことやってますよね。あのような映像は捕まっているから流せるのであって、その裏には莫大な数の発覚していない犯行が隠れているわけです。
最善の対策としては、自分の後ろに人がいる場合、真後ろを向き後方の人が怪しい動きをしないか睨みつけながらエスカレーターを上がっていくのがベストでしょう。しかし、そんなことをしたら後ろに乗った人が善人だった場合、犯罪者のように決めつけられることで不快になるでしょう。おもひでぽろぽろのアレです。
同様に真横を向いて乗っていても、警戒されてる感が出て不快に思った善人から舌打ちをされる可能性だって考えられます。そこで、斜め乗りです!
10時もしくは2時の角度で立っていれば、後ろの人が普通の人なら気にしませんが、まさに犯行に及ぼうとしている人であれば「ギクッ」っとなり、自分が被害に遭わなくて済みます。
【トラブルに遭わないために】
『反射材をつけよう』
夜間、自動車に轢かれる人の殆どが「反射材を身に付けていなかった」というデータがあります。
反射材については、以前ブログで詳しく書いたので、こちらをご覧ください。
『洗濯機の防音防振マット』
隣人に安らかな睡眠を
東京防音 洗濯機用防振ゴム
さ、そろそろ寝ようかな…
上の人<ガタガタゴトゴトガタガタ!!!ガタァ!!!
えぇ…
という隣人トラブルを防ぐアイテムです。夜に洗濯機回す人も少ないかもしれませんが、昼夜問わずなるべく静かに過ごしたいですよね。千円以下で買えて、一度買えばずっと騒音を防いでくれるので、洗濯機の音が気になる方は是非。
逆に隣人がうるさい場合は、未亡人の大家さんに言って防音ゴムを設置してもらうか、いっそ木の丸太で壁を破壊して、隣人と仲良くなると良いかもしれません。
洗濯機・冷蔵庫用 ハイパー防振ゴムマット(WAKI産業)を買い、どのくらい振動が押さえられるのか実験してみました。 - YouTube
『ICレコーダー』
秘書じゃなくても役に立つ
ICレコーダーはあらゆる対人トラブルに役立つ超必須アイテムです。
事故対応、マンション契約、保険契約、ご近所トラブル、仕事上のトラブル、川のせせらぎ、蜩の鳴き声、職務質問、大学の講義、子供のイジメ被害、全ての状況に対し証拠能力を持って真実を証明することが出来ます。
例えば2017年、マスコミや永田町で騒がれている大半の問題は、ICレコーダーさえ持っていれば解決することが出来たのではないかと思うのです。
上半期、2万円で札束を作る錬金術師が話題になりました。彼や彼を信じる人達は、総理夫人が100万円を寄付したと言って国会を空転させましたが、夫人からすれば密室で渡していないことを証明することは悪魔の証明であり、不可能に近いです。でももし総理夫人がICレコーダーを持っていれば嘘つきは誰か直ぐに証明出来たでしょう。
また、秘書に暴言を吐いた政治家が、ICレコーダーで録られ暴露されました。もし議員自身もICレコーダーを持っていれば、問題が発覚した時点で、全ての音声をネットにあげ、謝罪することで、3か月も音声を小出しにされワイドショーにエサを与えてしまうことは避けられたはずです。そもそもICレコーダーを持っていれば、もっと自分を律して理性的になれたかもしれません。理性があるなら。
ホテルには行ったけど一線は越えていません!と言って不倫を否定した政治家もいました。一線どころか五線譜の向こう側行っちゃってんじゃねーの?という国民の疑惑は、録音さえしていれば会議の内容を公開し潔白を証明できたはずです。潔白なら。
政治の場に限った話ではありません。
「調査の結果イジメは確認できなかった」というあの理不尽な対応に反撃することだって出来ますし、証拠さえつかめば大切な命を失う前に対処することだって出来たかもしれません。
若干毒を吐いてしまいましたが、ICレコーダーは本来なら水掛け論になる「言った言わない論争」という、証明が極めて困難な問題を解決できる魔法のアイテムなのです。おまけに散歩中に出会ったヒグラシの鳴き声も録れちゃうのです。もう買うしかないでしょ!
【あとがき】
今日紹介した全てに共通していることは、理不尽な目に合わないための防御策ということです。家に帰ったら知らない人がいた、夜道を歩いていたら車が突っ込んできた、寝ていたら家が燃えていた、おしりが拭けない、人生を狂わせかねないこのような理不尽な事態を、少しの投資で防げてしまうなら、やってみて損はないはずです。
暮らし感じる変えていこう!
*1:トイレットペーパーを備蓄しましょう!※PDFhttp://www.meti.go.jp/press/2014/08/20140828001/20140828001.pdf