【通報禁止】白くて効くアレを密造する
体がスッキリしない!
なんかイライラする!
会いたくてふるえる!
こんな症状の人たちには白いアレを摂取することをオススメします。
一度摂取すれば疲労がポーンって取れる気がします。
いくら効くって言っても、そんなお金ない?
大丈夫、末端価格が高いアレも密造しちゃえば割安に。
さあ、勇気を出して、まずは一回。軽い気持ちでヤってみよ?
人間の腸内には、良いものや悪いものを合わせて100兆個以上の細菌が住みついていると言われているそうです。
重さにしてなんと約1.5キロ。
体重50キロの人なら
「いやいや、1.5キロは細菌だから!厳密には体重48.5キロだから!」
と言い訳ができますね。…できませんね。
人間が食べた物の栄養をそれらの細菌が分解したり、別の栄養素を生成したりすることで、私達は健康を維持しているわけです。
なので、毎日ちゃんと体に良い腸内細菌を積極的に摂取して増やさないと、便秘になったり体調を崩したり、場合によっては病気になることもあります。
そこで、健康維持に欠かせない白くて効くアレが役に立ちます
……そう、ヨーグルト!
このヨーグルトですが、食品メーカー各社から色んな製品が販売されています。
生きて腸まで届く~とか、花粉症やらガン予防に効果があるかも~とか何を買ったら良いか迷ってしまいますが、ただ一つ共通して言えることは
美味しくて体に良さそうなヨーグルトは値段が高い!
一つ例を挙げます。
免疫力の向上、インフルエンザ予防、肌トラブルなんかに効果があるかもしれないと言われているR-1ヨーグルト(ドリンクタイプ)。店にもよりますが、手のひらサイズのこれ一本で135円くらいします。
毎日買ったら1年で約5万円。10年で50万円。200年で1000万円です。
安いヨーグルトであれば400グラム90円ほどで手に入りますが、味も相応。
やはり美味しいヨーグルトを沢山食べたい!
ならば作ってしまおうじゃないかっ!
というわけで、今年の6月にヨーグルトメーカーを買いました。
買ったのは今年リニューアルしたヨーグ●トファ●ト●ープレミアム。一部伏字。
何がプレミアムなのかわかりませんが、旧機種は上に見える入切スイッチが無くコンセントを差してる限り稼働し続けるという昭和の家電みたいな仕様だったらしく、後継機は電源ボタンがついて更にカスピ海ヨーグルトまで作れるようになりました。
さて、手作りヨーグルトと聞くと、なんだか難しそうに思うかもしれません。
でも実際は凄く簡単です。
ヨーグルトの作り方
1.手を石鹸で綺麗に洗い、牛乳パックを開ける
2.牛乳を少し出し、種となるヨーグルトを入れる隙間分を確保
3.牛乳パックに醸したいヨーグルトを大さじ3杯ほど投入
4.フタをして軽く混ぜる
5.8~10時間、40~43℃で保温すれば完成
途中見張っておく必要も無ければ、特殊な材料も要りません。
牛乳パックに種となるヨーグルトを入れて保温。これだけです。
炊飯器でご飯を炊くのと同じくらいの難易度です。
40度で保温するため、しっかりと牛乳パックを閉じておかないと水分が抜けてしまうので、下のようなアイテムがあると便利かもしれません。
ヨーグルトメーカーを買った時に一緒にコレを薦めてくるアマゾンは本当に商売が上手いです。
一人で食べるなら週に一回作るくらいのペースになると思います。
賞味期限は牛乳の賞味期限を参考にしておけば問題ないです。
冷蔵庫で保存するときは牛乳パックのまま保存してもいいですが、食べるときヨーグルトをすくいにくいという難点があります。
そこでヨーグルトが完成したら、殺菌消毒した保存容器に移し替えると、取り分けるとき便利です。
(殺菌方法は、耐熱容器に少し水を入れてレンジで1分半ほどチンするだけです)
そして肝心の味ですが、断言できます。最高に美味しいです!
あの市販のお高いヨーグルト達と味だけで言えば大差ないです。
しかも砂糖が入っていないので自分で好きな甘さにすることが出来ます。
砂糖の代わりにビフィズス菌を増やす働きを持つオリゴ糖を加えたり、アレンジの幅が広がります。
オリゴ糖+ブルーベリージャム+キウイ
こんな風にオサレ感を出すことも可能に!
1本のR-1から7キロのヨーグルトを作る
先述したように、1本のR-1ドリンクから約1キロのヨーグルトを作ることが出来たわけですが、よくよく考えるとあまりお得感がありません。
ドリンク1本 135円
牛乳1本 165円 計300円
自作ヨーグルト約1キロ300円だと
安物のヨーグルト400グラム90円の方がまだお得です。
いくら味が良くても、もっと安く作りたい!
そこで、登場するのがマル秘アイテム「製氷皿(スティックタイプ)」
市販のヨーグルトを醸して作った最初のヨーグルト
これを殺菌消毒した製氷皿に適量入れて凍らせておくことで種菌として使えるようになります。レンジで温めた牛乳パックにヨーグルト氷を2つほど投入して軽く振って機械にセットするだけです。乳酸菌は冷凍庫で凍らせたくらいじゃ死にません。
ただし、ビデオテープのダビングと一緒でヨーグルトの氷から作ったヨーグルトを種にしてヨーグルトを作って、またそれを種に……とやっていくと菌が弱まってしまいいずれ雑菌が繁殖して白いカビーグルトになってしまう可能性があります。
うなぎ屋の秘伝のタレのようにはいかないのですね。
なので製氷皿2つ(約6回分)で、大体一か月に一度は新しく市販のヨーグルトを買うようにしましょう。凍らせておけば一か月~一か月半くらいは大丈夫!(たぶん)
手作りヨーグルトの注意点!
ここまで手作りヨーグルトの利点を書いてきました。
しかし、以下のようなデメリットもあります。
・完成したヨーグルトが何のヨーグルトなのかは謎
え?何言ってんだ?と思われるかもしれません。
例えば「LG21」というピロリ菌除去に効果があると言われているヨーグルトがあります。これを種にしてヨーグルトを作ったとしてもLG21乳酸菌が増えているかどうかは断言できません。
というのも、通常市販のヨーグルトは「●●菌!」と銘を打って売られている製品でも複数の乳酸菌を配合して作られているため、体に良い乳酸菌がたっぷり入っているのは間違いないですがどの乳酸菌が増えたのかまではわからないのです。
なので、色んなヨーグルトを試して自分の体に合う合わないを見つけていく必要があります。
・ちゃんと消毒しないと失敗する
ヨーグルトは約40度のぬくぬく状態で出来るため、雑菌にとっても天国になります。
一度完成してしまえば乳酸菌が他の菌を寄せ付けないため、神経質になる必要はありませんが、牛乳から作るときはしっかりと手を洗い、使用器具の消毒もしましょう。
・節子、それ牛乳ちゃう!乳飲料や!
特濃という単語に騙されて「めっちゃ濃いヨーグルト出来そう…ジュルリ」と買った後にそれが牛乳じゃないことに気付くドジッ子が世の中にはいるらしいです。
乳飲料でも相性次第で中には作れる物もあるかもしれませんが、ヨーグルトを作る時は種類別が「牛乳」もしくは「低脂肪牛乳」となっている製品にしましょう。
手作りのすゝめ
一度ハマるともう安いヨーグルトを食べてた頃には戻れません。
それくらい美味しいです。(個人的にはR-1がお気に入り)
ヨーグルトメーカーも中にはヨーグルトだけでなく、納豆や甘酒が作れたりする高性能な製品がありますので、もし興味が湧いたら色々調べてみて下さい。
(個人的にはヨーグルティアという製品がおすすめ)
とある料理研究家とその時代について調べた本いわく
手作りは「没頭できる間、退屈な日常を忘れさせてくれる」らしいです。
(さっき知った)
さあ、レッツ手作りヨーグルト!